最新の高齢者向け運動プログラムに使う運動機器を導入する理由

最新の高齢者向け運動プログラムに使う運動機器を導入する理由は、何なのでしょうか？
施設を運営する側にはこのような運動機器を取り入れることには重大な二つの意味があります。

・対応人数の増加

今まではそういった症状の重い方に対しては、理学療法士や作業療法士が一対一で接してしてきました。そうすると、時間内に対応できる人数に限りができてしまって、サービスを受けるのに長い時間待たないといけなかったり、状況によってはサービスを受けることができないということがあったのです。でも、機械の導入によってコミュニケーションをとりながらする必要はありますが、時間内での対応する人数を増やすことができました。

・サービスの公平化

高齢者筋力向上トレーニングでは筋力トレーニングマシンを使用することが多いのですが、自分の意志で手足を動かすことが難しい高齢者の方はそのプログラムを実施することができませんでした。そうすうると他の高齢者と同じように税金の介護保険料を納めているのにサービスを受けられないという『サービスの不公正』が発生していました。このような機器を使ったサービスはそれを改善してくれるのです。

このように最新の「機器」や「運動プログラム」は、これまでの問題点を解決することができる可能性があるものも多いのです。ですので、それらの情報を正確に把握することも、介護予防事業にとっては重要なことなのです。